こんな人向け
- TOEICの勉強法・参考書を知りたい人
- TOEICの点数を大きく上げたい人
- TOEICが伸び悩んでいる人
TOEICの点数はそれ自体には意味はありませんが、「英語ができることの証明」になります。
就活や会社での評価、留学申請などで使われたりするので「勉強しなきゃ…」と思っている人も多いのではないでしょうか。
TOEICの成績の変遷
私がTOEICを受けたきっかけは「就活」でした。
というのも「TOEICで履歴書に書いて効果が出てくる点数は850点以上である※」と聞いたからです。
※信憑性はありませんが当時の私はこの言葉信じてTOEIC受験を決意しました。
TOEICを受けよう!と決めて受けた私の点数がこちら↓↓
英語の勉強自体は高校受験でめちゃめちゃ頑張っていたこともあり、苦手ではありませんでしたが、「TOEICの勉強」は一切やって来ませんでした。
そして1か月勉強したときの点数がこちら↓↓
140点も上がってる~~~~!
特にリスニングは100点以上上がっています!
この時はTOEIC用の勉強を1日2~3時間、1か月続けました。合計時間で言うと60~90時間です。
700点代から800点代になるまでには350時間※必要と言われているので、
かなり効率よく勉強できたのではないでしょうか?
※http://www.prolingua.co.jp/jjapanese/jjtoeic.html
「TOEICインフォメーションより」
では早速、私がこの1か月どのような勉強をしたのか、時系列で参考書を紹介しながら書いていきたいと思います。
700点台→800点台に140点上げた一か月の勉強スケジュール
何をいつ、どうやって勉強したかをカレンダーで表すとこんな感じになります。
矢印で使った参考書が異なるので、其々どのように使って勉強したかを紹介していきます。
【1~5日】3週間で攻略TOEIC L&Rテスト730点! 逆算!/小山克明/姜英徹
おススメすべき点はそれぞれのパートの解き方をしっかり説明してくれること。
【1~28日】TOEIC L&R TEST でる単特急 金のフレーズ 改訂版 出る単特急金のフレーズ /TEX加藤
めちゃくちゃ推したい参考書。絶対買うべき。TOEIC学習者のバイブルです。
これはTOEICで良く出るビジネス系単語に特化した単語帳なのですが、
実際のTOEICテストで面白いくらい出ます。笑っちゃうくらい出ます。
単語の暗記と聞いてうへえと思う方もいると思いますが、この単語帳はやった分だけTOEICの文章の意味が分かってくるので、この単語帳を使った勉強は結構分かりやすくTOEIC向上の効果があったなと感じました。
毎日50個覚える
>覚えた50個を復習
>1週間後に復習(覚えていたものにチェックマークを付ける)
この流れで解いていました。
出来る限り多くチェックマークがつくように単語帳を何周もして、
全ての単語を覚えることを目標にしていました。
勉強開始日からテスト当日まで単語帳を手放さず、1語でも多く覚えましょう!
本も小さいので電車の中など隙間時間に勉強できるのがいいですね。
【6~20日】TOEIC L & R TESTパート3・4特急 実力養成ドリル / 神崎正哉
TOEICパート3、パート4(リスニング)対策に特化した参考書ですが、この参考書が私のリスニング力向上に大きく影響したと思っています。
この参考書の特徴はスマホアプリが使えるところ。
問題の音声をアプリで何度も聞くことができます。
アプリは上図のような感じです。問題ごとに音声が聞けます。
アプリの最大の利点は
①3秒巻き戻しができること
②音声の速さが7段階で調整できること(x0.5, x0.8, x1.0, x1.3, x1.5, x1.8, x2.0)
です!
数秒の巻き戻し機能によって、聞き取れなかった部分を何度も聞き取れますし、
問題が難しければゆっくり再生、簡単であれば早めの再生にすれば自分で問題の難易度も調整することができます。
この本を使って私が実施した勉強法は以下です。
・音声は常に1.3~1.5で聞く
・1日3~5題(1題当たり問いが3つ)
というルールを定め、
1回聞いて問題を解く
>2回目聞いて問題を解く
>英文を見ながら聞く
>問題を解く
>答え合わせ
>シャドーイングを繰り返す
この流れで解いていました。
常に速いスピードで聞くことで実際の試験ではかなりゆっくりに聞こえるようになり驚いたのを覚えています。
いきなり速いスピードは厳しい!という方は繰り返し聞いていくうちに徐々にスピードを上げるのが良いと思います。私は通学中に歩きながら一度実施した問題を聞き流していました。
できるだけ多くの問題に触れるよりも、同じ文章を何度も何度も聞く方が良いです。
とにかく聞いて、ネイティブ独特の単語を繋げた話し方や発音に耳を慣れさせることが重要です!
【15~21日】新TOEIC TEST900点特急 2 究めるパート5 / 加藤優
TOEICパート5の文法に特化した参考書です。
勉強を始めて半分が過ぎたところで、TOEICの基礎が身についてきたので
後半は苦手科目に手をかけました。
前回のTOEICのテストから文法問題のミスが多かったこと、最初の1週間で実施した参考書で文法問題につまづきを感じたところから文法に苦手意識がありました。
この本は900点をめざす人に向けた文法書なのですが、これが中々難しかったです。
何度も同じ問題を聞きまくったリスニングに対し、こっちは愚直に問題を解いて復習してを繰り返してできるだけ多くの問題に触れるようにしました。
文法に苦手意識が無い人はしなくて良いですし、もう少し基礎の文法に触れたい方は別の参考書の方が良いです。
この本、解説などは丁寧ですし、問題もTOEICの試験に本当に出てきそうな丁寧に作りこまれている感じがしたので同じシリーズで平易なものを選ぶのもいいかもしれません。
リンク
【22~28日】TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編
ぜーーーーーーーーーーーったい、例え今まで紹介した参考書に一切手をつけていなくても、
これだけは買ってやってほしい、
公式が出している過去問題集です。公式に勝るものなし。
この本を使って私が実施した勉強法は以下です。
・時間を本番と全く同じにする。
というルールを定め、
一回分解く
>復習
>間違えたところを解く
と言う流れで解いていました。
「時間を本番と同じに設定して取り組む」という事が重要で、
時間が足りないと言われているTOEIC試験で各パートに割ける時間の感覚をつかみましょう。
【29~30日】総復習
試験3日前となれば新しい問題に取り組む必要はありません!
今までやってきた問題をあらいざらい見直しましょう!
【TOEIC試験本番】時間をしっかり意識&諦めることも大切
さあいよいよ試験本番。
本番では以下のことに気を付けました。
・パートごとに決められた時間で取り組むように意識する
・分からなかったリスニング問題はすっぱり諦めて次の問題に意識を変える
TOEICは時間との戦いです。
分からない問題をうんうんうなって正解した1問よりも、
本来解けたのに時間がなくて解けなかった数問の方があれば点数は下がります。
特にリスニングは1度しか流れないので考えても正解に繋がる可能性は低いです。
分からないものは印などをつけてすっぱり諦めて、次に進みましょう。
全て解き終わって初めて、印をつけたところに戻って再び解いてみましょう。
このことを意識して試験に望んだ結果、私は140点近く点数を上げることができました。
TOEICはただの語学の勉強とは違って、「努力すればするほど伸びる試験」だと思っています。
とはいえ、がむしゃらに取り組むのと、効率よく取り組むのでは成長は大きく違います。
勉強には合う合わないがあるので、
参考程度に記事を読んで、使えそうだな、と思った情報だけ吸収して、
自分に合いそうなものを見つけていってくださいね。
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