- 英語を使って留学したい(どこの国にしようか迷っている)
- ヨーロッパ留学で英語が伸びるか心配である
- 人と違ったことがしたい
デメリット
ヨーロッパ留学は魅力いっぱいで素晴らしいのですが、英語圏の留学と比べてここは弱いな、という点ももちろんありました。
今回お話するのは6点です。
英語を聞く量が少ない
例えばアメリカとノルウェー夫々で全く同じ勉強をして、友達との会話の量も同じくらいの生活をしたとしても、英語を聞く量はアメリカの方が多くなります。
これは当たり前のことで、
通勤する、スーパーで買い物する、散歩をする…
英語圏ではそういったあらゆる日常生活のフェーズにおいて聞こえてくるものが英語だからです。
スーパーで売られている室内干し用洗剤だったり、電車で隣の人が話す内容だったりは全て英語です。
何もしなくても、日常的にあらゆる場面で英語を学ぶ機会があります。
それに比べてヨーロッパ留学は、カフェで注文などでは英語でできたりするものの、
標識などは現地の言葉がメインですし、周りの聞こえてくる会話は現地の言葉なので、
受け身の状態だと英語を聞く量は英語圏に比べて少ないでしょう。
ネイティブの使う言い回しや流行りの言葉、スラングなどが学びにくい
私的に1番のデメリットはこれ。
周りはみんな英語を「学んできた身」なので分かりやすい教科書通りの英語です。
しかし逆をいえば、会話でのみ使う言い回しや、若者同士で使う独特の表現、流行り言葉、スラングなどは学びにくい環境です。
日本語でいう「エモい」とか「まじ」とかそんな感じの言葉ですね。
アカデミックやビジネス英語が学びたいならそこまで問題ありませんが、口語の会話表現を学びたいならばある程度独学が必要かもしれません。
ただ、ヨーロッパでは映画やテレビ番組などが翻訳されずにそのまま英語で放映されてたりするので、
日本人が話すようなカチコチの英語ではありません。違和感のない会話英語は学べます。
看板や標識が読めない
上で少し触れましたが、日常生活で見たり聞いたりするものは現地の言葉です。
私もノルウェーに行った時はスーパーの商品表記が全てノルウェー語だったので、
最初の数ヶ月はスマホ辞書片手に買っていました笑
現地の人とコミュニケーションが難しい場合がある
英語が母国語ではないので、英語が話せない人も沢山います。
もし現地の言葉を知らずに留学するとレストランでの注文ひとつとっても苦労するかもしれません。
ただヨーロッパは英語の習熟率が非常に高いです。
英語は元々ヨーロッパ系言語である為、似ている表現や文法が多いということもあってヨーロッパ人にとって英語は学びやすい言語です。
特にオランダや北欧4カ国は老若男女殆どの人が英語が話せるので、
私はノルウェーで通じないということが1度もありませんでした。
英語の語学学校が少ない
自明ですが留学大国アメリカイギリスなどに比べて語学学校は少なくなります。
ヨーロッパ留学は、語学学校で英語を学ぶ、というよりは、現地の大学で英語プログラム(一部の授業は英語で開講している)を受けるといった留学がメイン。
英語の語学学校は限られてしまいます。
訛りが強い
これは地域によるのですが、例えばアイルランドやフランスなどは訛りが強く英語に影響しています。
日本人にとっては中々聞き取りづらいかもしれません。
私も当初はフランスから来た留学生の「Good morning」ですら聞き取れませんでした。
経験上、ドイツ、オランダ、北欧4カ国の英語は(むしろネイティブよりも)かなり聞き取りやすかったので、地域によります。
まとめ 実際に留学してみて
今回は2つの記事に渡ってヨーロッパ留学の、英語圏留学と比べたメリット・デメリットをお伝えしました。
メリットも沢山ありましたが、同じくらいデメリットもあります。しかし、どのヨーロッパの地域も全てが当てはまるわけではありません。ノルウェーでは訛りはないし、英語のコミュニケーションも問題ありませんでした。
仮に上記のようなデメリットを感じたとしても、強くストレスを感じることはありませんでした。ノルウェー語が分からなくたって勉強すれば良いし、聞けばいいし、調べれば大丈夫でした。
それ以上に、メリットが強く作用していました。
私の人生の選択を増やし、生き方を変えた程の、最高の経験をノルウェーですることができました。
英語圏がいいかヨーロッパがいいか。
あなたが留学して到達したいところはどこか。
あなたが何に強く惹かれ、何に強くストレスを感じるか、それ次第です。
沢山調べて、沢山考えて、後悔しない留学にしてください。
行った先でみんなが「最高の場所だった!」と思えるように、ベストな選択が出来るように、私も助力します。
気になることがあれば、ばんばん質問してください。
お問い合わせフォーム、コメント、各SNSで受け付けてます。
ではまた!
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