【欧州交換留学】これで通った私の志望動機【例文・サンプル】

ヨーロッパ留学

こんにちは。めいさんです。

私は大学生のころにノルウェーに1年間、所属大学の交換留学制度を使って留学しました。

この交換留学(所属大学が留学先の授業料を負担してくれる)の権利を獲得する為には

いくつかの選考があり、留学の志望動機書の提出の要件のひとつでした。

 

その志望動機書、書くにあたってめちゃくちゃ悩んだのを思いだしたので

今回は志望動機書を書くためのコツと、
実際にどんな動機書を提出して通過したのかを書いていきたいと思います。

こんな人向け

  • 交換留学したいが動機が分からない人
  • 留学の志望動機の書き方に困っている人
  • 留学の志望動機の例文を見てみたい人

 

参考

 

 

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志望理由を書くための3つのコツ

志望動機を書く上で心掛けていたことが3つありますのでご紹介します。

 

 

動機に「英語を上達させたい」は書かない

これは交換留学を目指す人が気をつけて欲しいことです。

交換留学とは、留学先の大学で現地の学生と共に同じ授業を受ける留学です。

留学先となる大学は語学学校ではなく普通の大学なので、

基本的に「語学ができる前提で、何か専門学問を学びたい学生」を対象にしています。

(※!語学留学できる交換留学も大学によってはあります!)

語学を学ぶために留学したい!と書いても何も響きませんし、

むしろ「英語力が無いんです」と自分で主張しているようなものなので

内心、語学力向上が一番の留学理由だとしても、申請書に書くはタブーとも言えます。

申請した時、私は英語がぜんっぜんできませんでしたが、「さも堪能ですよ~」という強気な姿勢で書きました。

 

参考:語学力の向上については以下記事をどうぞ

 

動機書は大きい範囲→小さい範囲の順番で書く

動機書の構造についてです。

後述で私が提出した例文でも書いていますが、

なぜ留学するのか→なぜ欧州なのか→なぜノルウェーの大学なのか

どんどん範囲を絞って書いていくと

読みやすく、より詳細に伝えられます。

申請書には書かずとも、面談では必ず聞かれる「なぜ?」なので事前にしっかり整理しておくことをオススメします!

 

 

 

その大学でしかできない経験・メリットを具体的に書く

沢山提出される志望動機書の中に埋もれない為には、どうしても留学したい「熱意」を伝えることが大事です。

とりあえず留学できればまあどこでも良いっす~ではいけません。

「絶対!第一志望のこの大学に留学したい!そうじゃなきゃやだ!それ以外の大学なら行かないから!」ぐらいのスタンスで書きましょう。

 

具体的には

「この大学の○○先生の~~~~という授業を受けたい」
「この大学には~~~~という制度があるから自分の目標達成に役立つ」
「この大学にある地域には~~~~という風土・文化がある」

など詳細に書くことで、その大学にどうしても行きたい!という熱意をより良く伝えることができます。

 

志望先の公式HPや実際に留学した人の体験談等を読んで、希望大学の特徴を探してみましょう。

 

 

実際に提出した私の志望動機

以下に私が大学時代、実際に提出し、通過した志望動機を載せました。

 

今読み返すと文章の稚拙で載せるもの恥ずかしいところも多々ありますが、
あえて直さずにそのまま載せます。

内容はそのまま使えるものではありませんが、上記の「心掛けたこと」で書いた3つのことなどを意識して読んでもらえたらうれしいです。(あくまで参考として使ってくださいね)

 

 

第一に、私が留学を申請した理由は、外国のまちづくりを実際に訪れ見聞するためだ。
1年次の、海外の共生まちづくりを取り上げた授業からまちづくりに興味を持ち、2年次からは都市コミュニティデザインを専攻し、学ぶうちに、将来は役所で都市整備の部署につきたいと思うようになった。
現在は、ゼミナールで日本全国のまちのまちづくりの事例やその地域に住む人々のコミュニティを学んでいる。
ゼミナールの先生が研究のために海外に留学をしていたこともあり、外国ではまちづくりが盛んであることは知っていたので、日本国外のまちづくりというのは以前から興味があった。
留学を決意したのは松戸市政策推進に携わる高橋亮平さんの論文を読んでからだ。欧州では、まちの人々を都市開発や政策形成の過程に参加させる取り組みを積極的に行っており、それに取り組む住民の積極的姿勢に非常に感銘を受けた。
本来まちづくりというのはその地に住む人々が自ら問題を認識し、議論し、行動するものであるが、専門家に任せきりというのが現状である日本にも活用したいと考えた。
その為には座学で学ぶことはもちろん、実際にその地に赴き、なぜ住民は積極的に参加しているのか、どのようにして参加型のまちづくりを作り出したのかを直接見聞したい。
そして座学で学んだことを実感し、更に実際に行くことでわかる新しい発見をしたいと考えている。
これは将来、都市開発の事業を行う上で非常に有益な知識となるだろう。
以上から、私は交換留学を決意し、同時に欧州へ行くことを志望した。
留学先では、まちづくりに関する総合社会学の授業を専攻するとともに、課外活動に積極的に参加することで知識を身に着け、その地に住む人々のまちに対する考えを見聞し、議論したい。
そしてその知識や発見をゼミナールで活用し、自身の将来のキャリアプランにも生かしたいと考えている。
数ある欧州の大学の中で、私は北欧を選んだ。
多くの授業が英語で受けられるからだ。
北欧は、英語の習熟率が1位と言われる程、ほとんどの人が英語を話すことができる上に訛りのない為、大学の授業を英語で十分に学べると北欧留学を経験した先輩に聞いた。北欧の大学を選ぶにあたって、私はどの大学も、十分に言語が英語の授業があること、留学生が多いところを選んだ。
前者は、私の留学先で行いたい事を達成するためであり、後者は、ノルウェーの人だけでなく、他の様々な背景を持つ外国人と知り合い、多くの国についての文化や性格の知識を深めたいと思ったからだ。ノルウェーのベルゲン大学を第一志望にした理由は、ベルゲンというまちへの興味と大学のプログラムにある。
ベルゲンはノルウェー第2の都市であり、観光コンテンツが多く、この国では移民の多い町である。
以前に都市開発の講義で歴史深い都市開発の事例としてベルゲンが出てきたこと、また現在ベルゲンで問題になっている移民を含めたまちづくりを行う必要があること、このことからベルゲンの人々はまちづくりに対して他のまちよりも関心が高いのではないかと想察し、その地に住む人々の意見を聞き、知りたい思い、興味を抱いた。
ベルゲン大学では受けることが可能な授業数が少ない分、一つの授業の比重がかなり大きいのも内容を深く考察できる点で魅力である。
大学で開講されているScandinavian Area Studies Geographyという授業は私の行いたいことを達成する上でノルウェーのまちの知識を得る機会を与えてくれるだろう。また、ベルゲン大学には日本語学科があり、日本語を教えるためのサポートをするボランティアにも参加したいと考えている。以上から、ベルゲン大学は私が学びたいことを得る上で最良の学校であると言える。

 

 

ちなみに(留学の志望動機専用の本ではありませんが)長文の文章を書くにあたってはこんな本も参考にしたりしていました

それでは
皆さんに素敵な留学生活が訪れますように!
合わせて読みたい

志望理由自体なにもないよう!という方

 

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